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日別アーカイブ:2019年10月28日

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6月21日。ポルトガルで開催されたリオ五輪選考会(https://www.youtube.com/watch?v=3JDCVyCTX0Q)から帰国した翌日に藤野先生に1番にリオを決めた事を報告する為に藤野先生の会社に伺いました。僕が初めてレオスに伺ったのは2013年の3月です。今でも鮮明に覚えていますが、僕はロンドン後、色々なことがあって大学卒業後の所属がまだ決まっていない状態で、本当に絶望的な気持ちしか抱いておらず、藤野先生に会いに行きました。僕はめっちゃ暗い顔をしていて、藤野先生と会いました。藤野先生はそんな顔をしなくていい。大丈夫だよ。と言ってくださりましたが、大学卒業を控え僕は先が全く見えない日々で本当に辛かったです。 

藤野先生は、私なりにがんばってみるよ。
あなたには可能性を感じるよ。と言ってくださり、お忙しい仕事がある中、僕の為に時間を使って下さりました。

僕は人間は生きれる時間は有限で限られている、だから無駄な時間なんて1秒もないし、誰かが自分に時間を使って何かをしてくださったたら、感謝し、またその事に必ず答えなければいけないと思っています。

だから、藤野先生が僕の為に、時間を使って下さった事に何が何でも結果で答えたかったです。

大学卒業を僕はリオで結果を出す為に、僕が取り組んでいるOWS競技の本場でトレーニングをしてそこで生き残れる選手にならないといけないと思い、単身オーストラリアに行きました。
それまで海外で生活した事もありませんでした。最初は英語も話せないし、孤独だし、なかなかチームに溶け込むことも生活にアジャストもできずに苦しいおもいをたくさんしたし恥もかきました。

でも絶対、俺はリオに行くし、次のオリンピックは勝負するオリンピックにするんだ。とこの4年間、24時間365日毎日毎日想い続け生きてきました。それは自分でいうのもなんですが並大抵のことではありません。僕の競技はオリンピックに世界で25人しか出場できません。しかも選考方法はランキング方式ではなく1発の選考会で決めます。だから、その選考会では想いが試されると僕は思っています。みんなオリンピックに行きたいんです。みんな努力してきているんです。じゃあ何がそこでオリンピックに行ける人と行けない人を分けるのか。僕はそこにかける想いだと思っています。

95%までは誰だって努力する。けれど世界中でほんの一握りの人しかオリンピックという世界最高峰の舞台に立てないのはほとんどの人が95%で力を抜いてしまうからです。
100点満点の試験で95点は悪くない、目標の95%を達成すれば完成したのと同じだ。と普通の人は考えます。けれど、そう考える人はいつまでも普通の人のままです。
本当に努力しなければならないのは、そこからなんです。マラソンだって登山だって、ゴールの直前が一番辛い。その一番辛い部分、最後の5%でどれだけ踏ん張れるかが勝負を左右すると僕は思っています。

今回の選考会も10KM泳ぐ中、最後の1KMは本当に本当にきつかったです。
脈は180くらい上がっているし、後ろで泳いでいる選手は僕の足を引っ張るし、隣で泳いでいる選手は身体をあてて削ってくるし、ただ遠泳のように泳ぎ続ければいいわけではないです。最後のブイをまわって、ゴールまでの直線は気合いでしたよ。本当に。想いです。俺は絶対リオに行くんだ。って。絶対良い報告をするんだって。想いがなければ、気持ちが途切れてしまい、バテてたと思います。
4年前、初めてオリンピックを決めた時、ゴールをしてオリンピックに行ける事がわかった瞬間、僕は大泣きしたんですね。嬉しくて。けれど、今回は涙は出ませんでした。そういう気持ちより、良かった。これでリオに行ける。オリンピックで勝負できるって。ホッとした感覚。何か大きなものから解放されたという感覚でした。

21日、藤野先生とレオスの方々とランチに行ったんです。
食事が始まる前に、藤野先生に、この瞬間をずっと夢見てました。僕を信じて下さって、本当にありがとうございました。と話し始めたら、涙が出てきて止まらなくなったんです。 先生が僕の可能性を信じてくれて動いてくださったおかげで僕は2大会連続のオリンピック出場が決まり、またあの世界最高峰の舞台で今度は勝負することができます。
僕は日本人で初めてオープンウォータースイミング競技でオリンピック出場しました。本当に前例もなく、何もないところからスタートしました。パイオニアゆえに
このように大学卒業後競技を続けることにも苦労をし、日本には強くなる環境がないので単身で海外に行き、競技を続けてきました。今では英語も話せるようになったし、海外でこの業界でYASUという存在を確立することができたし、どこに行っても生きていける自信がつきました。海外チームに入り、いろんな国のチームメイトができました。日本、そして世界どこに行っても僕を応援して支えてくれる人たちがたくさんいます。新しいチャンスや出逢いに多く恵まれる日々が続いています。

 僕はこの4年間を通じて、自分の信念をどんな事があってもぶらさず、貫き通し、そして何が何でも目に見える”結果を出す”。という事が1番大事であり、それが自分の人生を切り開いていく事だと実感しました。 何もない環境で、自分で環境を作っていくことはとても労力がいることです。ただ、そこで自分で環境を作れた時、競技力以外の力が、これからの時代を生きているために必要な力が自分に能力としてつくことも実感しました。

明日、会社主催の壮行会があります。そこには藤野先生も来てくださります。
僕はリオまで取り組んできた練習中、リオを決めて壮行会に藤野先生に来て頂くという事をイメージして取り組んできたので、明日その夢が叶います。

僕はまだまだ伸びるし、強くなるし、ビックになると自分で思っています。
あくまでもここがスタート地点です。僕は競技を引退した後のビジョンを明確に持っています。アスリートとして自分が言った事に対して、しっかり有限実行ができ続ければ、藤野先生が僕が引退した後に挑戦したい事に対してもまたチャンスを与えて下さるのではないかと思っています。

先生が以前、僕に言ってくださった 大事な事は自分は常に力を尽くしているか。という事を自問自答すること。を忘れず、まずは残り40日のリオまでの期間、そして東京までのその後も競技に一生懸命取り組んでいきます。

藤野先生、本当にありがとうございます。
レオスの皆さんにも感謝しています。

これからも宜しくお願い致します。

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