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もし、明日食べるご飯がなかったら、その日その日を懸命に生きて、
明日も明後日もまたご飯を食べれるように生きるでしょ。

 

 

 

 

 

僕の人生観、ある意味自分の哲学というものはこんな感じだ。

 

僕は母はピアノの先生、父は自衛官という家庭の長男に生まれた。

 

僕が生まれて3年後に弟も生まれ、僕らは4人家族だった。

 

たぶん、僕が8歳くらいの頃だったと思う。 父さんと母さんが仲が悪くなって、

僕と弟と母さんの3人暮らしが始まった。

 

 

母さんは自分1人で、僕と弟を育てていかなければいけなくなった。

 

 

僕と弟は母さんのお母さん。おばあちゃんと一緒に暮らした。
僕と弟は、僕が中学校3年生の時、おばあちゃんが死ぬまで、おばあちゃんと多くの時間を過ごした。だから、僕はおばあちゃんが大好きだった。

 

 

おばあちゃんは結構ハデな洋服やアクセサリーが好きで、おしゃれだった。
そういう、おばあちゃんの好みは今の僕の好みにも影響していると思う。

 

 

実際、今僕が付けている指輪やネックレスはおばあちゃんが使っていたもの。

 

 

もう一緒に過ごす事は一生できないけれど、どんな場所、どんな国に行っても、僕はこのアクセサリーを身にまとっているから、おばあちゃんと一緒にいられている気がして、
パワーがもらえている気がするんだ。

 

 

 

母さんは介護士の学校に通い、資格を取得し、病院で働くようになった。
日勤に加え、夜勤もしていた。

 

 

結婚する前はピアノの先生をしていたのに、僕らを食べさせなきゃいけないから、
学校に通ったり、昼も夜も寝ないで、働いて。

 

 

そんな姿を見ていて、僕は水泳の練習でどんなにキツいメニューがあっても、結果が出ない時があっても、絶対乗り越えて、強くなろうと自然に思えた。

 

 

そういう強い想いがあって、僕は遅咲きながら、高校3年生、最後の夏のインターハイで
優勝し、日本一になれ、その4年後、オリンピックに出場できたんだと
結果論だけれど、そう感じる。

 

 

 

母さんの姿を見ていたら、ぜってー、篩にかけられる世界で生き残こってやろうって

思うでしょ。

 

 

なにかのインタビューで、どうしてここまでこれたと思いますか。と聞かれた時に、

こう答えた事がある。

「他の人達と僕は想いが違うんです。」

 

 

 

僕にとって、小さい頃から今日も続けている水泳は、
自分が生きる為、自分の可能性を高める為の手段であると思う。
スポーツに取り組む理由は人それぞれ違くて僕は良いと思うし、自由だと思う。
大事な事は結果を出す事。それ以上もそれ以下の事もない。

 

 

 

 

 

 

 

僕の父さんは、僕と弟の親権を自分に譲らないと、
離婚しないっていう考えの一点張りだった。

 

 

それが故に、僕は小さい頃、凄く辛く想いやハードな出来事を経験した。

 

 

僕も弟も父さんと暮らす気はなかったし、尊敬できなかったから、
母さんとばあちゃんと一緒に暮らす選択を選んだ。

 

 

僕と弟が成人したら、親権なんて関係なくなって、ちゃんと話し合って、蹴りをつけるのかなとずっと思っていたけれど、実際はそういう事はなかった。

 

 

僕は父さんと別々に暮らしてから、2回会った事がある。

 

 

1回目は、2010年、羽田空港で会った。

 

 

2回目は大学卒業する前の2月に。

 

 

僕が長男で動かないと、家族で話し合う事は一生なくなってしまうし、

いつまでたってもこの状況から変わらないと思って、時間をつくって動いた。

父さんに会いにいった。

 

 

僕は成人したし、弟ももうすぐ成人する。
だから今、家族が皆集まって、話し合う事を僕は望んで
父さんに会い、父さんと話したが、残念ながらそれがその後、実現される事はなかった。

 

 

その時、悲しいことだけれど、
これ以上、僕がこの件に関して、労力を注いでも、進展がないと思ったし、

 

 

今は水泳にもっと時間を注がなければいけないと思ったから、あれ以来
この件に関しては今は動いていない。

 

 

 

なかなか難しい。こういうのって。

正解なんてないから。

 

 

 

 

 

 

いつか、母さんもう働かなくていいよ。って

 

 

僕が水泳選手として結果を出し、めちゃくちゃスターになって

 

 

稼いで、母さんにそう言える日がいつかくるのが、僕の最終的な目標。

現実まだそれは達成できていない。

 

 

サッカーや野球のように僕の取り組んでいる競技は何億円というお金は稼ぐ事はなかなかできない。

 

 

 

けれど、オリンピックでメダルを獲得できたら、少しはそれが現実的になるんじゃないかと考えている。

どうして、こんな事を書いたというと、

 

 

僕っていうアスリートはこういう環境が背景にあって、育ってきて、今があるから。

 

 

 

これが僕のバックボーン。僕が今まで歩んできた道。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、僕はオーストラリア ゴールドコーストに移り、ボンドスイミングに加入し、
オーストラリア代表コーチから指導を受け、
同じ目標を持っているオーストラリア代表の選手達と練習し

 

 

2年後、開催されるリオデジャネイロオリンピックで、
日本人、アジア人初のOWS競技でのメダル獲得に向け取り組んでいる。

 

 

 

オリンピックを目指すアスリートは、毎日、毎日、どんなときも、オリンピックの事を考えながら生きる。 それはある意味異常な事だと僕は思っている。
実際、そういうメンタル状態でないと、オリンピックに選手として出場できないし、
もっと突き詰めないと、そこで戦えないと、1回オリンピックに出場してみてそう思う。

 

 

なんて言っても、オリンピックというものは4年に1回、しかも1発勝負だから。

 

 

 

千葉の我孫子、柏というエリアで育った僕が、
なぜ今、ゴールドコーストにいるのかという事も、実に興味深い事だと思う。

 

 

 

また次回、その事については書きたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は夢や目標は逃げないと考えている。

 

 

 

そこに本当に想いがあり、必死にその事に取り組めば、達成できるからだ。

 

 

それは24年間、生きてきて、常に篩にかけられる世界で、結果を出す事でしか
生き残れないという場所で生活し、生き残ってきた実体験があるから

 

そう考えているんだと思う。

 

 

今まで、生き残れてきても、この先、もしかしたら篩から落ちてしまうかもしれないだろう。

僕はそうは考えない。

 

 

 

自分の実体験でしか得れない、自信をつけて、自信を大きくして、

最後まで生き残り、まだ見えない世界を見てみたい。

 

 

 

僕が結果を出す事によって、自分を支えてくれる人達、応援してくれる人達、助けれくれた人達の期待に応えたい。
みんなとWin-Winの関係を築いていきたい。幸せになりたいと思う。

 

 

 

だから、僕は頑張らなくてはいけない。

 

 

 

 

 

僕は中学生の頃から洋服や音楽に興味を持ち、凄く、そのカルチャーが好きになり、
影響を受けている。そういう流れで、いろんなラッパーの自伝を読んだ。

 

 

 

 

特に大切な本が2冊ある。

 

 

 

この2冊の本には、ところどころに青マーカーで線が引いてあり、折り目もたくさんついている。この本から学び、自分の競技生活において、かなり応用させてもらっている。
2冊の本から学んだこと、感じたことを最後に少し書きたいと思う。

 

 

 

1冊目は
50CENT ノー ホールズ バード カーティス ジャクソン3世の実話/ジェイク ブラウン著

 

 

 

著書の68ページに

「人はいつか死んでしまう。だから、あの黒人らの誰かを恐れてないわけじゃねぇ。死は巨大な娯楽の一部だ。アクション映画はすべてがそのシナリオに基づいている。もし俺らがそれをやったら死んでしまうだろう。死ぬことを考えて今日を過ごしたら、明日意欲を持って目覚めるなんて無理だぜ。俺は少しで良いから自分の人生を変えてみたい気分なんだ。だっていきなり9発も撃たれたら(そして助かったら)、自分の人生には何か指名があるんじゃないかと思うだろ?俺はその自分に課せられた使命が何なのかを考えているのさ」

 

 

 

 

2012年6月10日にポルトガル セチュバルで行われた
ロンドン五輪OWS最終選考会で僕は9位以内に入れば
オリンピック出場権が獲得できるという中、6位でゴールした。

 

 

 

多くの人が僕のまだ誰も日本人で成し遂げたことのないOWS競技での五輪出場を疑っていた。
自分自身も不安と、行けなかったらどうしようという恐怖を感じていた。

 

 

 

だが僕はあの日、自分の人生の行く道をより良い道に
自分の努力と取り組みで方向転換できた。

 

 

 

夢が現実の世界で実現した日だった。

 

 

 

 

引用した50CENTの著書の文章ではないが、
この競技でもっと極めろと。あの日課せられた使命がなんなのが僕は知りたいし、
更に自分の人生を変えてみたいから

 

 

 

道のないところに道を作り、更に突き進んでいかなければならない。

 

 

 

 

2冊目は

JAY-Z ロッカフェラ王朝を築いたヒップホップの帝王/ジェイク ブラウン著

 

 

 

 

僕は大学在学中、アメリカ文化研究のゼミに入っていたこともあり、
卒業論文でこの本をベースに、「HIPHOPの帝王 JAY-Zから学ぶアスリート向上論」
という卒論を書いた。

 

 

 

 

 

卒論で著書の第11章を読んで、まとめて書いた文章の中で

 

 

 

常に一歩先の事を現実に生きながら、考えて行動する事。
そして、目標を叶え、更に自分を磨き、それを公の場で発言する事により、
自分の言葉に責任ができる事により、もうやれなければいけない。この勝負を楽しもう、やってやろうという気持ちになるはずだ。誰かが、チャンスを与えてくれる事を待つのではなく、自ら、チャンスを追いかけ、それを掴めるようにならなければ、上には行けない事を教えてくれている。

 

 

 

これが僕のスタンスだと思う。そしてこのスタンスで取り組んできて、
今日までこれたと思う。

 

 

 

 

これから、ここで僕の想いや考えを綴っていく。

 

 

 

 

このブログを見てくれているすべての人達と切磋琢磨していき、
良い相乗効果がお互いに得られる事ができれば最高だなと思う。

 

 

 

 

時間は無限にあるものではなく、有限だ。

 

 

 

だから、自分でリミットを決めて、その中で必ず

 

 

 

自分が掲げた目標を叶えたい。

 

 

 

 

 

やす








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